あの日から一年…

2011年3月11日

あの日から一年。

東日本大震災で被害を受けられた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

1年という月日が経っても…皆さまの心は、きっと安らぐことはないのだと、
感じています。

私自身も被災地へ足を運ばせて頂きましたが、マスコミの報道などでは、
伝える事はできない、それぞれの方々の状況…そして、心境がありました。
一人一人の方の苦しみ、憎しみ、悲しみを思うと、
私のような者に、何も言うことはできません。。。

ただ…
微力ではありますが、私にできることの一つとして、
音楽活動中で、「伝え続けさせていただく」という思いは強くあります。
日々の生活で、あたり前だと感じていること…
でも、何一つあたり前のことなどなく、すべて支えによって生きているという
気がします。忙しさの中で、どうしようもない悩み・問題の中で、愚痴をこぼし
たくなることは、多々あります。

でも…

感謝を忘れずに生きていこう。
愛をもって、歌っていこう。

と、私は、心から思っています。
あたり前はなく、すべてが「感謝」なのだということを、忘れがちにもなりますが、
歌う中で、そのような「生きる苦しみ、悩みの中での感謝の瞬間」を伝えていけ
ればと、おこがましいですが、心に強く決めています。

ここで綴った言葉も、本当に個人的でおこがましいことでありますが、

最後に…

決して消えることはない、多くの方々の苦しみ、悲しみ、悔しさ、憎しみ…が、
どうぞ穏やかになる時がきますように…

ここに、祈りをこめて…

Madoka